(2)『ネノトリ』…「望郷編」、同人「逆流そふと」さんデジタルノベル…登場人物やストーリー展開をざっくりレビュー(少しネタバレ有り)
- 2022/12/15
- 12:44

「エロアニメ&エロゲー、同人、漫画」カテゴリへ。
前回の記事「(1)『ネノトリ』…「昔話編」、
もう少し書いておこうかな。
俺は表ストーリーを一度プレーしただけですが
タイトル画面の「MEMORY」を見れば
観ていない箇所があるか確認できる。
この作品の場合、このメモリー内に出現しそうですが
ちょっと困ったところは
それぞれ選んだものをある程度きちんと読まざるを得ない。
「未読テキストもスキップ」って他作品にありがちな機能が
導入されていないようだ。
仮に導入されていてもグラフィックが影絵の場合、
テキスト無しでは(読み取れないほど早送り)
興奮度は一気に下がるかもしれない。
ちなみにヒロインのセリフには声優さんが
清楚で可愛らしい音声を入れてくれている。
ただ、H声があっても影絵で表情が見えない訳ですから
男がヒロインを観察するテキスト無しでは
やはり興奮度が下がるのは避けられない。
FANZAにの商品説明によると
戦中、戦後にかけて幼馴染が寝取られる話。
明確なネタバレを書きそうになったら
ここからネタバレになる、と予告します。
まず、ストーリーが展開していく
まず、ストーリーが展開していく
画の作り方ですが「昔話編」と違い
イメージの人物影絵に切り替わっても
同じ作品なのに世界観に違和感を感じたというのかな。
ですから背景+影絵で主として進める
個人的に好みの制作方法にしてくれていた。
【必要なざっくりプレー時間】
こちらの作品もかなりかかりました。
短文から短文のため読みやすいのですが
作品の世界観に没頭しやすいよう
性行為以外の情報や描写がかなりあります。
俺の場合でエンディングを一度見るまでに
ざっくりと何時間必要だった
と書ければいいのですが即プレー、即抜きは無理。
【登場人物とざっくりストーリー展開】
サブタイトルに「ワレ、帰還セリ」とあるため
男主人公は兵隊さんかなとは予想が付きますね。
ストーリー・テラーも兼ねる男性キャラの主人公。
つまり女性を寝取られる男。
作品がスタートすると
富岡修一が戦地の洞くつで身を潜めている場面から始まる。
日本から出征し2年が経過している。
そして家を想う日々。
その場所は松ノ原という地方都市で
富岡修一は地元新聞社に勤務、
そして住まいは地方の名士、大浦家の洋館。
という具合に、戦場から2年前まで
富岡修一が生活していた時の記憶で
この日までの流れや周囲の登場人物が紹介されていく。

●楠さん
大浦家の執事で、富岡修一との関係は問題無さそうで
性格は良さそう。
けど、そんなキャラが
主人公の女を寝取る作品は珍しくないし
念のため注意はしておこう。

●大浦利行
大浦家の現当主。
富岡修一含め屋敷内全員が「旦那様」と呼ぶが
修一にとっては父親代わりの存在。
父親と交流があったため
両親を子供の頃に亡くした修一を
引き取り育ててくれた形だ。
「旦那様」がH行為はよくあるな、
この人物に注意しておこう。

●野崎涼子
富岡修一の幼馴染、
ということはこの女性が寝取られるヒロインだ。
学校を卒業後、大浦邸で家政婦兼
財務スタッフとして働いている。
清楚で美しい女性と言う修一だが
正面からのシルエットで胸が豊かそうだと
俺らが気付くようにはなっている。
この時点では旦那様である大浦利行に
手を出されても、とは普通に思う。

●雅美
大浦邸で働くもう一人の家政婦。
富岡修一より4歳年上も
明るく関係性は良さそう。
この時点でヒロインのH行為に絡んで来るのか
役割は不明だ。

●小百合
大浦利行の妻。
肺を患い病院への入退院を繰り返しているが
入院中は富岡修一が旦那様から頼まれ
届け物などを持って行く。
富岡修一にとって利行同様に尊敬する人物。
ま、妻が不在となれば…
と真っ先に「旦那様」特権を思い浮かべる俺。

●飯島先生
小百合が入院している病院の院長。
富岡修一曰く、松ノ原で一番の腕らしいも
ヒロインのH行為に関わって来るのか
この時点では不明。

■屋敷の裏山にある高台
登場人物ではありませんが
富岡修一と野崎涼子が一緒になるスポット。
富岡修一が見つけ、野崎涼子に教えてあげた
見晴らしのいい場所で二人のお気に入りだ。
既に戦争が始まっているが
そんな時代や仕事の息抜きでどちらかが行くと
相手も現れるような感じ。

修一と涼子が屋敷に戻ると大浦邸へ
頻繁に出入りする人物の一人と出会う。
●長谷川悟
昔から大浦家と取引のある長谷川の子息で
富岡修一と野崎涼子と同じ学校出身で
2年先輩になる。
二人にはフレンドリーに接してくれるが
いつのまにか涼子へ距離が近いのに気づく修一。
はい、来ました、怪しい人物。
涼子を寝取れる条件はすぐ満たせそうです。
●児玉さん
その他に影絵は無いもセリフは出てくるキャラで
修一が務める新聞社の児玉という人物も居るが
給与を渡したりと無害そうだ。

大浦邸、職場と生活を送る富岡修一だが
とうとうその日が来る。
大浦利行に呼ばれ行ってみると
修一宛ての召集令状が届いた知らせだった。
呆然とした心境も最後の眺めになるかもしれない
景色を眺めるため例の高台に向かう修一。
そこに野崎涼子が姿を現す。

大浦利行から修一の召集令状の話を聴き
修一を追いかけて来た野崎涼子。
重苦しい中、無言のままの二人だったが
ぽつりぽつりと話し出す。
この横からのアングルで
野崎涼子が巨乳の持ち主と改めて分かる。
必ず戻るから待っていてくれと頼む修一に
必ず帰ってくると約束してくれと野崎涼子。
二人は初めてのキスを交わす、
お互いの愛の儀式であり、
お互いに裏切らない約束した証として。

富岡修一は知人一人づつに戦場へ向かう
挨拶をする。
ここまで読むのにかなり時間がかかっています(笑)
●木戸
入隊すると修一には厳しい訓練の日々が待っていた、
そこで知り合ったのが同じ部隊の木戸。
修一と気が合う設定だが
登場してくるからには何か怪しいな。
訓練が終わった部隊が送られたのは
最前線の島。

ところが島へ上陸するや否や
敵襲で部隊はあっけなく壊滅し
修一と木戸はジャングルに逃れる。
武器も携帯しないまま逃走したため
穴を掘りそこに潜むことに決める。
この穴での修一と木戸の生活の中で
修一が持つお守りを見た木戸が
修一の帰国を待つ野崎涼子のモノと分かり
「相当な美人だろうな」というセリフを。
修一が木戸に話し聴かせていたのだろうが
新たに浮上した寝取り男候補として
木戸をますます怪しむ俺。
ここまで読むのにかなり時間がかかっています(笑)

そんな修一と木戸の共同生活がある日、
終わりになる。
食料探しに二人で出ていた時の敵襲で、
木戸とはぐれてしまったため
一人だけで穴の中で生存することになる修一。
野崎涼子の元へ戻るため、
何としてでも生き延びなければいけない。
ここでスタートの部分に戻った感じかな。
そんな生活の中、過去の記憶が蘇る、
野崎涼子とのキス、そして思春期の思い出…
まだまだ読むのにかなり時間が必要(笑)

修一は穴の中で寝ている時でさえ
夢の中で野崎涼子のことを思い出してしまう。
顔から豊満な胸、体のラインまで。

さらに野崎涼子の着衣のしたにある体まで
想像してしまう修一。
帰国したら一緒になり、
自分だけがSEXできるはずの野崎涼子の体。
と戦場で一人穴で暮らす中でも
夢精してしまう日もあったと思い出す修一。
↑で似た演出はあった、
一色影絵からカラーになるというもの。
ストーリー展開が背景+影絵は同じ路線だから
そうなるかな、と期待をここで持つ。
いろいろ思い出す。
そしてある時、食中毒なのか気を失うが
その時に戦友の木戸と生き別れになった感覚に襲われる。
気が付くと船室の中だった。
●小宮山中将
戦場に取り残された兵隊の帰還業務に携わっている。
戦場に取り残された兵隊の帰還業務に携わっている。
島から救出されたのを知らないまま船へ移送され
船内で目を覚ました修一は小宮山から日本の敗戦など
聞かされる感じだ。
この小宮山はH行為とは関係無さそうだ、
けど修一とのやりとりも通過しないと先へ行けない(笑)
松ノ原の大浦家を目指す。
ここからもそこそこ時間が必要(笑)
港、電車、街中のシーンや
ここからもそこそこ時間が必要(笑)
港、電車、街中のシーンや
その時の心情が語られますので。
日本に帰還できた電報を大浦家へ打ったものの
到着は夜遅くなってしまった修一。
大浦邸の前にして、ここまでの苦労と感激で
泣き叫びたい気分にもなる修一だが
皆が寝静まっている可能性があるため我慢する。
約束通り野崎涼子の元に帰ることができた、
涼子の名も自然と口にする修一。

すると一階の角部屋だけ
カーテンの隙間から
漏れる灯りがあることに気付く修一。
まだ誰か起きている人物がいるのかと思うも
2年前は誰も使っていなかった部屋。
誰か新しい住人なのか、
この2年間の間に配置転換でもあったのか
となんとなく近づいてみる。

窓の前まで来る修一だがカーテンがかかっているため
中の様子は伺い知れない。
ただ、人が居る気配は感じ
興味本位で窓に顔を近づけていく
と人の声が漏れ聞こえる。
おそらく女性らしいと判断する修一、
声の主は野崎涼子、そう思える。
しかも性的なもの。
目を凝らして暗闇を凝視すると
布団らしきものも動いている、とするとオナニー…
寂しさを紛らわせるためか…
涼子への申し訳なさや見てはいけないと
目を閉じて窓から離れようとする修一。

その場を立ち去ろうと再び目を開けると
暗闇に慣れた修一の視界に入った
ベッド上で男女が一つになっている光景。
女性は間違いなく涼子で
相手は修一がよく知る男。
衝撃を受ける修一、
涼子が男とSEXしていく姿を
見届けていくことになる…
ここからちょっとだけネタバレ。
↑と似た演出があったと書きましたが
主人公がヒロインが寝取られるセックスを
初めて観るこのシーンですが
『望郷編』では影絵のまま。
ま、「姫様と警備兵」は設定が特殊だから
影絵から視界を変えたカラー画に切り替えられるけど
普通の設定なら『望郷編』の表現方法が
正統派(?)と言えるかもしれない。
あとは「姫様と警備兵」の場合、
ヒロインが初めて寝取られるSEXを
主人公がリアルタイムで観る形でしたが
『望郷編』は寝取られ済。
主人公はこのSEX目撃でヒロインが
他の男と肉体関係になっていると知り
その先や原因がだんだん分かって来る。
初目撃まで書きましたが、まずここまでが長い。
さらに「昔話編」は次のSEXシーンまでが
やはり長い(笑)
後半になるとSEX間は短くなりますが
エロ小説というよりは
エロシーンが出てくる一般小説と言ってもいいかな、
感覚的には。
もちろん、短文テキストなので
小説よりは断然に読みやすいですが
最初から最後までエロだらけでなくて
ストーリーや世界観も楽しみたい方向けかな。
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